人生の目的は、心を高めることにある。生まれながらに授かった魂を、少しでも美しいものへと高めていくことにこそ、生きる価値がある。

『成幸の法則2021』9.9
Vol.1869
人生の目的は、心を高めることにある。生まれながらに授かった魂を、少しでも美しいものへと高めていくことにこそ、生きる価値がある。
<稲盛和夫>
「謙虚さ」とは「学び続けること」です。
 
例えば、人生哲学や成幸哲学もそのひとつでしょう。
 
給料がもらえて生活ができればいいのではありません。
 
人間は何のために生きるのか、生命や肉体は何のためにあるのか、宇宙の構造はどうなっているのか...。
 
そのようなことについて 自分はまだまだ勉強不足で、未熟であると思い、勉強をし続けていくこと。
 
それが、「謙虚さ」です。 
基本的に「謙虚な人」というのは、大変奥が深く魅力的な人格者です。
 
ですから、ぜひ「これでいい」というところに止まらず、常に「何かを学ぼう」という姿勢で生きていきましょう。
いくつになっても、自分は、まだまだ未熟である、勉強が足りない、と思えるかどうか。
 
少しでも増上慢になったら、そうは思えません。
 
増上慢とは、仏教でまだ悟ってもいないのに、すでに悟っていると思い込んでいる状態のこと。
 
まだ十分な力もないのに、自信たっぷりのこと、おごり高ぶること、うぬぼれること。
これではいけません。
成幸から遠ざかってしまいます。
謙虚さは鍛えられます。
そのコツは、「頼まれごと」をニコニコ笑って引き受けること。
「引き受けたからには、いい仕事をしなくてはいけない」と気負わずに、そのときの加減で「良い加減」でニコニコと取り組んでみてください。
不思議なもんで、暫くすると、頼み事をした側に「あの人はとても謙虚な方だな」という思いが芽生えます。
いつもニコニコ、そして黙々とその仕事をこなしている姿勢は「謙虚」に映るのです。
その姿勢が身につくと、自然と自分のしたいこと、使命に氣付く「立命」の瞬間を迎えやすくなるのです。
無理をしない。
肩の力を抜いて、されど本氣の姿勢で生きること。
それは、謙虚な姿勢から芽生えます。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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