人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。
『成幸の法則2021』12.5
Vol.1956
人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。
<瀬戸内寂聴>
子どもの頃、「あやとり」をしたことありますよね。
実は、私は一人あやとり得意なんですよ。
さて、あやとりでも経験があるでしょうが、一旦もつれた糸はほぐすのがなかなか大変です。
これは、人間関係のもつれも同じ。
元に戻すのに、それはそれは大きなエネルギーを必要とします。
ほぐすのには、根氣と誠実さと、そして愛が必要です。
もちろん、お互いを尊重し、認め愛、助け愛、支え愛、励まし愛があれば、もつれや綻び(ほころび)など生まれないでしょうが。
私たちは完全ではないですから、無意識のうちに、もつれや小さな綻びを作っているのもまた事実です。
小さなもつれのうちに、一つずつ丁寧にほぐすことが大切です。
せっかく出愛った奇跡的な関係なのですから。
そのために、まず自分軸を育てましょう。
人と比較することなく、高見を目指す人生。
比較することで、嫉妬が生まれたり、劣等感に苛まれたりと、人間関係のもつれが生じるのです。
次に、相手を変えようとしないこと。
よく言われるように、「過去と他人は変えられない、変えられるのは、自分と未来」なのです。
変えようとするエネルギーは、相手にとって「不快」です。
良好な人間関係は「快」の関係から育まれます。
そして、問題が起きた時は、速やかに、冷静に、穏やかに話し愛うこと。
決して、お互いを批判したり責めたりしないこと。
自分の常識ばかりが正しいという誤解を捨てましょう。
人生のパワーパートナーは、尊重、尊敬の関係から生まれます。
喜び、感謝し、そして思いやりの人生を楽しむ自分を育てるのです。
そんな人は必ず、成幸の為のパワーパートナーと出愛えます。
とても頼もしい素敵な相手。そんな相手を好きにならない訳はありません。
豊かな人間関係を育む意志を持ちましょう。
それはそれは、奇跡的な出愛いなのですから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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