初心消えかかるのを暮らしのせいにするな。駄目なことの一切を時代のせいにするな。
『成幸の法則2017』7.24
Vol.419
初心消えかかるのを暮らしのせいにするな。駄目なことの一切を時代のせいにするな。
<茨木のり子>
今朝の名言は、詩人茨木のり子さんの共感できる言葉。
その後に更にこう続けたい。
上手くいかなかったことの一切を人のせいにするな。と。
彼女は、1999年に刊行された詩集『倚りかからず』が、10月16日の朝日新聞の「天声人語」で取り上げられたことで話題になり、詩集としては異例の15万部の売り上げを記録したとのこと。
潔い生き様が、今日の名言からも伺える。
とかく人の世は、自分可愛さのあまり全てのマイナスを何かのせいにしたがる輩が多い。
暮らしの中に埋没することなく、自己の信念を貫く骨太な生き方。
時代の中で、その流れの速さに翻弄されず、夢に向かって足を出し続ける勇気。
そして何よりその時代の流れを読む鋭敏な感性も、今後ますます必要になってくる。
日々を呑気に過ごしているだけでは、あっという間に視界が悪くなる。ただ当の本人はそのことに気づかないまま。
恐ろしい。
過去100年の時代の変化量は、現代の1年のそれに満たないくらいなのだ。
それくらいの超スピードで世の中の根本が変化しているのだ。
そんな時代に生まれ、その真っ只中を生きられることに感謝できるのは、そのことに気づいている人だけだ。
私たちは是非とも、変化のスピードを楽しめる仲間になろうではないか。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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