本当に転がった者は、起き上がる時になにか得をしている。
『成幸の法則2017』8.6
Vol.432
本当に転がった者は、起き上がる時になにか得をしている。
<武者小路実篤>
努力しても報われない時もある。
運に見放されたような体験をすることもある。
しかし、本気で努力を重ねた人は、転んでもただでは起きないのだ。
必ずチャンスの目を掴んで立ち上がる。
次に同じ失敗をしないように、苦い体験、辛い体験を体に染み込ませながら。
更には、逆に落ち込んでいる人を励ましたり、決して諦めない逞しさを身につけたり、抜け目のないしぶとさをも獲得していく。
人間は、学習することにより生物の頂点に君臨している。
体験から学ぶことで、自らの器も大きくなる。
器が大きくなるほどに、優しさも身につき、勇気も大きくなり、感情のコントロールも申し分なくでき、成幸への扉を開ける確率が高まる。
限りあるこの人生の中で、本気で転んだ体験は、順風満帆で過ごす時の何倍も、いや何十倍も大きな学びなのだ。
転ぶことを恐れず前に進もう。
時には全速力で、また時には周りに目を凝らしながらゆったりと。
周りの大切な人も巻き込みながら、進み続けよう。
一緒に進む仲間が転んだら手を差し伸べ、痛みを分かちあおう。
一緒に転んでしまったら、力を合わせて立ち上がろう。
大丈夫、大丈夫。
きっと成幸はもう目の前だから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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