苦しいという言葉だけは、どんなことがあっても言わないようにしようじゃないか。
『成幸の法則2017』9.17
Vol.474
苦しいという言葉だけは、どんなことがあっても言わないようにしようじゃないか。
<高杉晋作>
この言葉は高杉晋作が騎兵隊を率いて、幕府軍との激戦中に口にした言葉とのこと。
人は、困難な状況にあると、後ろ向きな言葉や考えが浮かびやすくなるものだ。
そして、それにとらわれれば、やる気や気力が削がれてしまう。
そんな時に高杉晋作のようなリーダーは頼りになる。
彼のスケールは半端ない。
彼は一文も持っていなかったのに、藩の後払いということで、無断で軍艦を購入した事があるそうだ。
後から物凄い請求がきた長州藩も驚いただろうが、軍艦を売った方もよく彼を信用したもんだ。
更に、24歳で騎兵隊を率いて幕府軍を打ち負かした才は、何と形容していいのかわからない。
このような男にはなかなかお目にかかれないだろうが、漫画の世界ではなく実在の人物であったことに驚く。
彼は常に楽観的に物事を見つつも、しかと時代を分析し、状況を判断し、豪放磊落に運命と向かい合ったのだ。
一見平和な現代だが、よくよく世の中を見渡すと、きな臭いことも多い。
今後どんなことが起きるか全く予測のできない世の中だからこそ、自分の人生に関しては明るい未来を描きたいものだ。
もし今辛いことがあるのなら、高杉晋作のように、辛い時こそ前向きな言葉を使い、自分や周りを励まそうではないか。
苦しい辛いと言ったところで、何も変わりはしないのだから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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