若手は守破離を意識しよう。型破りな人生は、型を身につけた人だけが手にできる。
『成幸の法則2022』3.16
Vol.2057
若手は守破離を意識しよう。型破りな人生は、型を身につけた人だけが手にできる。
<中村勘三郎>
「成る働き」について考えてみます。
この「成幸の法則」の「成幸」は、「幸せに成る」という意味で、当て字を使っています。
今この瞬間、私たちは幸せに生きていますが、更に「幸せに成って」それを多くの人と分ち愛うことを目標に、毎朝書いているわけです。
「成る働き」とは、物事を進めて行く時のパワーや、エネルギーのことです。
ならば、「成る働き」を高める事が重要になりますが、それは一体どうすれば良いのでしょうか?
いくつかありますが、先ず一つ目。
それは、
「自分との約束を守ること」。
自分との約束をないがしろにする人は、自分の人生を主人公として生きていないことになります。
そもそもしっかりと自分との約束をしないまま、人生を「流し」ている人も多く存在します。
氣付いている人から見れば、その状態は「なんと勿体ないこと」かと思う訳ですが、こればかりは自分自身が自分のスイッチを入れるしかないのです。
自分との約束を守り、「成る働き」を最幸に高めて過ごしたいと思います。
二つ目は「守破離」です。
幾度となく触れてきたこの文言は、私の生き方の一つの「型」にも成っています。
私はスキーに没頭した時期がありました。
上手く「成り」たいと思い、まずしたことは、ゲレンデでその日の「師」を探し、見つけたあとはまさにストーカーのように、後ろから、横から、斜めから、観察しながら滑りました。
まだビデオの撮影機も再生機も普及していなかった時代ですから、自分の目で見て、脳に焼き付けるしか無かったのです。
今では、YouTubeやTikTokなどで、上手い人の動画を何度も繰り返し見ることができる素晴らしい時代です。
この「真似る」作業を徹底的にやっていると、自分に合った板やストック、ブーツなどツールの見極めができるようになったり、自分の滑りの「癖」に氣付けるようになったり、次の課題が見えてきたりする訳です。
「成る働き」を高めるために上級者を徹底的に「真似る=守」事は、物事の上達に欠かせない段階です。(多くの人が自己流=事故流になり、上達の芽を自ら摘んでしまうのですが...)
人生の成幸のために、「成る働き」を高めて参りましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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