未来のリーダーの仕事は、 「聴く事」

『成幸の法則2017』11.27
Vol.536
過去のリーダーの仕事は、
「命じる事」だが、
未来のリーダーの仕事は、
「聴く事」が重要になる。
<ピーター・ドラッカー >
仕事の仕方は20世紀のそれと全く変わろうとしている。
既に大企業では社員が毎日出社せずに働く仕組みは整いつつある。(それを採用するかどうかは別の問題だが)
インターネットを活用したモバイル機器の急速な発達で、フリーランスで動く人が急増し、政府はそういった人の収入実態の把握に苦慮している。
人工知能が人間の仕事を奪い、3大メガバンクも向こう5年で5万人という大幅なリストラを発表した。
これは不況だから人件費をカットするということではない。
人工知能に業務を置き換えることで大幅なコストダウンを図り、国際競争力をつけようとする意図が明らかに見て取れる。
そんな時代に、人々の心を掴み、まとめ、成幸に導くリーダー像はいかなるものか。
それは「聴く力」を身につけた者。
グイグイと引っ張る、巻き込む力だけでは多くの人の不安を解消するエネルギーにはなれない。
新しい時代のリーダーは痒いところに手が届く、気配り、目配り、心配りと、心の声を聴く力を備えた不安解消力が必要だ。
価値観の多様化の中で、互いに安心できる価値観を共有する為の「聴く力」が成幸を左右することにもなる。
自分の不安を解消でき、自分が大切だと思うこと、必要だと思うこと、楽しいと思えることをを明確にしてくれる人との時間が、人生の時間軸を作る上で大切なことなのだ。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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