無関心が何より怖い。スキャンダルの方がまだまし。

『成幸の法則2022』5.5
Vol.2107
無関心が何より怖い。スキャンダルの方がまだまし。
<マドンナ>
「嫌い、嫌いも好きのうち」は、脳科学上も真実です。
 
逆もまた然り。
劇的に好きになった相手は、 劇的に嫌いになる可能性があります。
 
ゆっくりと好きになって信頼を紡いだ相手は、なかなか信頼を失ったりはしません。
好き嫌いの反転は、ベクトルの向きが正反対ですが、どうやらその「絶対値」は等しいようです。
「好き」だった分と同じだけ、何かの弾みで「嫌い」になるということです。
しかし、嫌われることを怖がって、空氣を読んで中庸のことを言っていたら、いてもいなくてもいい人になってしまいます。
存在意義を失い、居場所を失うことになりかねません。
私は、そんなお付き愛いはしたくありません。みなさんは如何ですか??
どっちつかずの日和見人生ではなく、旗色を鮮明にすることに大きな価値があります。
人生の達人は、嫌われることを恐れず、熱烈に好かれることをかえって警戒するのです。
 
多くの人は、嫌われることを忌み、熱烈に好かれることを望むものなのですが。
 「可愛さ余って、憎さ百倍」という言葉があります。
 
可愛いという氣持ちが強ければ強いほど、いったん憎しみの感情がわいたときの氣持ちは半端ないということ。
 
まさに、「愛憎(あいぞう)は紙一重」ですから。
しかし、中途半端に付き愛っていては、人生の達人にはなれません。
だから真正面からぶつかっていくのです。
それは、ビジネスでも同様です。
営業の達人は、無関心なお客さまより、いきなり否定を口にするお客さまのほうが、先の目があることを知っています。
関心があることの裏返しだからです。
粘り強く反対のベクトルにその関心を向けることが営業の達人のなせる技。
決して説得では無い、納得を創り出すアプローチは、「関心」を引き出す為の傾聴から始まります。
相手の「関心」に意識を払うコミュニケーションを心がけましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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