心ここに在らざれば 視れども見えず 聴けども聞こえず 食らいてその味を知らず。

『成幸の法則2022』5.12
Vol.2114
心ここに在らざれば
視れども見えず
聴けども聞こえず
食らいてその味を知らず。
<四書五経「大学」>
「茹で蛙の法則」はご存知ですよね。
蛙が入っている冷たい水を火にかけ、水温を徐々に上げていくと、カエルは温度変化に氣づかず逃げ出さないため、最後は熱湯で茹で上がって死んでしまうというものです。
私たちは、状況の変化が緩やかだと、迫りくる危機になかなか氣づけないという事実に対する警句です。
確かにしっかり意識をしていないと、私自身も徐々に変わっていく環境の変化には、決して常に敏感ではありません。
 
日本人の多くが、迫りくる危機になかなか氣づけず、目に見える変化があってから、そこでようやく氣づくことが殆どなのではないでしょうか。
冒頭の名言にある通り、
氣もそぞろで、うわの空で、地に足がついていないような、フワフワとしている時は、何を見ても、見逃してしまいます。
 
そして、何を聴いても、耳に入ってこないし、何を食べても、食べたものもさえ覚えていない。
そんな、ぼんやりとした人生を送りたいと思っている人は居ないはずなのに...
今の日本人はそんな状態だと、他の先進国から揶揄されているのです。
「平和呆け」と言われて久しいですが、一向にその呆けは解消せず、ますます進行しているようです。
ぼんやりと、うわの空で生きていては、それこそあっという間に人生は終わってしまいます。
世の中は、常に刻々と変化しています。
常にアンテナを立て、自分の将来にBETできる人になりましょう。
そのために魂力を磨きましょう。
大切な仲間との心愛わせを常に心がけ、情報交換を密にしましょう。
「生きる力」のリテラシー(基礎力)を高める努力をし続けましょう。
「何のために生きるのか」という自分の命の意味に、リーチできる人生を創造しましょう。
茹で蛙なんぞになる訳には参りません。
世代を超えて「氣脈」を通じさせる環境創りにも着手です。
老若男女全てのエネルギーを集め、「みんなで勝つ!」環境こそが、今求められているのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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