過去の経験に基づく価値観から未来を見つめる価値観へ意識を変えないと成長はできない。

『成幸の法則2022』6.11
Vol.2144
過去の経験に基づく価値観から未来を見つめる価値観へ意識を変えないと成長はできない。
<加賀見俊夫>
行動心理学では、、Color bath(カラーバス)効果というものを学びます。
「color(色)」を「bath(浴びる)」という意味ですが、これは例えば「黄色い車」を意識して運転していると、あら不思議、今までそんなに目に入らなかった、黄色い車がどんどん目に付くようになるのです。
それは、ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果を指します。
色に限らず、様々な事象や意識、イメージでも同じことが起きます。
例えば、自分に初めて子どもが生まれた時など、やたらと赤ちゃんを抱いている人が目についたり...
あるいは、スマートウォッチを買おうと思っていると、身の周りでスマートウォッチを使っている人がこんなに居たのかと氣づいたり...
 
「ある特定のことを意識すると、その関連の情報が飛び込んでくる」ということです。
何かを解決したいとき、寝ても覚めても、そのことをイメージすると、アイデアも発想も湧いてくるのです。
 
多くの歴史に残る発見や発明は、この「カラーバス効果」によるものが多いといいます。
大事なことは、より具体的に…
 
「ありありとイメージすること」が大切です。
「ありありと」です。
そしてそれは、結果だけでなくプロセスも。
ありありと描くとは、リザルトシミュレーションだけでなく、その過程を含めたプロセスシミュレーションをしっかりすることなのです。
「大きく描いてこまめに幸動」は、私たちの愛い言葉ですが、この「大きく描く」ことは、右脳の力を引き出す有効な手段です。
その際、欲しい結果をハッキリ描く訳ですが、そこに至るプロセス(過程)も描き切るのです。
カラーバス効果で右脳がそのプロセスシミュレーションに至る現実を引き起こすアイデアを、左脳と協調しながら創り出そうとするのです。
それが、夢が叶う確率が上がる理由です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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