借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。
『成幸の法則2018』10.20
Vol.850
借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。
<田中角栄>
自分の言葉として発することは、思いを伝える時にはとても大切なことです。
優等生的な発言では、同意を求めることは難しいし、信頼を得ることも出来ません。
ましてや人の受け売り的な意見を伝えるようでは、いずれ存在価値も無くなることでしょう。
正論と一般論は、誰でも語れます。
でも、そこに自分自身の言葉が無ければ、軽い言葉になってしまいます。
それでは、人の心には届かないし、響かない。
正論や一般論というのは、いわゆる「模範解答」です。
そのような思考回路になってしまうと、いつでも、どこにいても、何をしても、正しいことを探そうとしてしまします。
しかし、そもそも私たちが向き合う問題というものは、正解があるのかどうかすら分からないことばかり。
殆どがそういうものなのに、模範解答を探そうとする姿勢でいると、社会では搾取される側で終わってしまう危険に満ちた現代です。
翻って、自分自身の言葉で語る人は、決して難しい言葉で語りません。
難しい言葉で語るわけでもないのにもかかわらず、すごく重い。
相手の心に届くし、響くのです。
熱のこもった言葉は、相手の魂を揺さぶります。
それが説得力というものです。
誰かの言葉ではなく、自分が経験したことや考えたこと、思っていることを、自分の言葉にして伝えているからなのです。
その本質に、どれだけ早い時期に気づくことができるか、それは人生を成幸に導く上でとても大切なことだと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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