毎朝、目覚めと共にこう考えること。今日も生きることができ私は恵まれている、私には尊い人生がある、決して無駄にはしない。
『成幸の法則2019』7.31
Vol.1128
毎朝、目覚めと共にこう考えること。今日も生きることができ私は恵まれている、私には尊い人生がある、決して無駄にはしない。今日私は、自分自身を成長させるため、周りの人たちに私の心を広げるために、持てるすべてのエネルギーを費やそう。
<ダライ・ラマ>
「生きてるだけで丸儲け」
明石家さんまさんの名言として有名ですが、これは元々歓楽的な温泉都市大分県別府市の観光開発に尽力し、田園的な温泉保養地由布院の礎を築いた実業家、「別府亀の井ホテル」の創設者であり、別府駅前の銅像「ピカピカのおじさん」でも知られる油屋熊八氏の名言だそうです。
「小さな失敗にくよくよするのはやめて、毎日いいことをばかり考えて暮らそう」というこの名言で勇気づけられた人も多いと思います。
そうです。私達は元気に日々を生きることが出来る、ただそれだけでもとても幸せなのです。
その事をしっかり自覚し、その命を無駄にしないという覚悟ができれば、なおその幸せは価値ある大きなものになるのです。
禅には「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」という言葉があります。
『私が』とか、『これは私のものだ』という執着心、これが様々な形で人間を阻害しているのです。
本来何一つ持って生まれたわけではなく、何一つ持って死ぬわけでもない。
これさえしっかり胸におさめて生きていれば、本当に素晴らしい生き方ができる、これが禅の生き方の基本なのです。
行きたいところに行けること、欲しいものが手に入ること、もちろん嬉しいことです。
自分の思い通りになること、これももちろん嬉しい状況でしょう。
そんな状況が手に入ったことの感謝を忘れず、誰かの支えがあってこその幸せだという謙虚さも忘れず、不遜にならず、笑顔を忘れず、昨日より今日、今日より明日と成長を願い努力する。
まさに持てる全てのエネルギーを費やして今を生き抜く。
幸せな人生とは、そんな生き様の向こうに広がっているに違いありません。
今月もありがとうございました
m(_ _)m
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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