「いつか」なんて言うヤツに本当の将来はありっこないし、懐古趣味も無責任だ。
『成幸の法則2019』8.2
Vol.1130
過去にこだわったり、未来で誤魔化すなんて根性では、現在を本当に生きることはできない。
ところがとかく「いつかやります」とか「昔はこうだった」と人は言う。
そして現在の生き方を誤魔化している。
だから僕はそういう言葉を聞くたびに、怒鳴りつけてやりたくなる。
「いつか」なんて言うヤツに本当の将来はありっこないし、懐古趣味も無責任だ。
<岡本太郎>
「いつか」を辞書で調べると「One day」と「Someday」両方が出てきます。
両方とも未来の「ある時」を指しますが、そこには微妙なニュアンスの違いがあるようです。
「One day」と「Someday」のその微妙な違いとは。
「One day」は強い願望や意思が込められた「未来のいつか」を表し、それに向け積極的な行動をとったり、一生懸命頑張るニュアンスが含まれます。
時の流れによって自然に訪れる「いつか」ではなく、人の努力や意志によって引き寄せる「いつか」を意味します。
未来の出来事に約束または誓いをしているような感覚です。
一方「Someday」は、「いつになるか分からないけど」といったニュアンスが含まれ、漠然とした「いつか」を意味します。
努力や意志によって引き寄せる「いつか」ではなく、時の流れによって自然に訪れる「いつか」を意味するのです。
どちらの「いつか」にせよ、その日その時を決めない限り実現しません。
未来の「その時」をしっかり定めて今を精一杯生き抜くこと。
未来を引き寄せるとはそういうことなのです。
しかし、残念ながら私たちは幼い頃にそのような教えを受けてきていません。
特に大人になってからの私たち日本人は、どこかに勤めることが一般的な姿ですから、そこのオーナーの描く未来を支える人生ということになります。
その中で自分の夢を描ける人は問題ありません。
そうでない人は、一体何のためのこの人生なのでしょう。
自分の夢を描き、そこにたどり着くまで何度ももがき苦みながらも、今を真剣に生き続ける。
周りの人を笑顔に出来る自分の未来を想像し、小さな一歩を出し続ける。
やはり、「今でしょ!」なのです。
猛暑の中ですが、今日も笑顔で精一杯顔晴りましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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