情熱さえあれば、貧乏も苦難も乗り越えられるだろう。

『成幸の法則2020』4.22
Vol.1385
情熱さえあれば、貧乏も苦難も乗り越えられるだろう。金や名声を追っていけば、それが失われたとき人は堕落する。だが、自分の美学と情熱があれば、富と名誉に煩わされることなく生きていける。
<押井守>
押井守監督は私の先輩です。
高校時代から学生運動に参加するレベルのバリバリの活動家で、高校には一切出席せず、バリケード封鎖闘争を展開していた大学で過ごしていたそうです。
日本の未来を案じ、思想闘争に情熱を傾けていた時代が原点とのこと。
大学卒業後、教員免許は取得したものの教師にはならずにタツノコプロに入り、アニメ演出の分野に惹かれ、宮崎駿監督とも出会う流れを引き寄せます。
そして、独特の世界観で映画監督としての地歩を築くことになります。
宮崎駿監督の作品は100人が1回観ると言われ、押井守監督の作品は1人が100回観ると言われるくらい、コアなファンを創出しています。
その情熱は並々ならぬもの。
人生とはかくありき、という生き様であることを知っています。
情熱あふれる人は素敵です。
情熱は成幸人生のエンジンです。
周りにエネルギーに満ち溢れた人はいますか?
そんな人が近くにいるだけで、なぜか自分もポジティブな気分になった記憶はありませんか?
そんな人は何かに熱中すると、良い意味で他のことが考えられなくなってしまいます。
別のことをしていても、いつの間にか好きなものの話題に戻るし、好きなことを考えるだけで頭の中はワクワクでいっぱいになるのです。
きっとそんな人は「大好きなこと」に囲まれた世界で生きているのです。
人生は一度きりですから、やる価値のあることと、価値のないことの見極めがとても大切です。
情熱をかけられること、それは価値があることです。
それを感じられなければムダなことだと割り切る、この判断ができる人になりたいものです。
「何をすれば自分が幸せになれるのか。」
情熱家はそれをわかっていますから、つまらないことに一切時間を割きません。
情熱とは成幸のバロメーターでもあるのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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