一日一字を記さば 一年にして三百六十字を得、 一夜一時を怠らば、 百歳の間三万六千時を失う。
『成幸の法則2020』7.21
Vol.1475
一日一字を記さば
一年にして三百六十字を得、
一夜一時を怠らば、
百歳の間三万六千時を失う。
<吉田松陰>
私たちの宇宙には、時間があります。
そして、その時間は命です。
時間というものがあるから、痛みが軽減できたり、いろいらすることを忘れられたり、経験を積み重ねることが出来るのです。
時間は、とても有難い宇宙からのプレゼントです。
時間は未来から今へと流れ、過去へと繋がっていきます。
生まれたばかりの赤ちゃんが、20年もたてば立派な青年や女性になっていく、素晴らしい事実です。
そして私たちは、やがて歳をとり
死を迎えます。
この世は必ず変化をしていくのです。
そこに時間は不可欠。
時間は、素敵な体験を後押しすることもあれば、もどかしいこともあるし、残酷なこともあります。
それでもそれらは全て宇宙からのプレゼント。
時間とどのように付き合うか、どんな向き合い方をするかは、成幸の可能性を大きく左右します。
時計は刻一刻と、私たちの命を刻んでいます。
1日の長さも、人生の長さも、コントロールできませんが、これらの時間はすべて無形資産だということには変わりありません。
時代はモノよりコト。
時間価値経済と言われる現代です。
これからは、ますますお金よりも時間が重視されることになるのです。
食事をするときに、食事代よりも誰と食事するかのほうを重視する人が増えています。
貨幣経済的に考えれば「ご馳走してもらえる誰かと食事をして食事代を浮かせる」ほうがオトクです。
しかし、時間主義経済的に考えれば「ぜひお話してみたい人と食事ができ、時間を共有できるのなら、食事代は自分が出しても構わない」ということになります。
自分でコントロールすることのできる価値ある時間。現代は、まさにそれこそが豊かさの象徴なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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