私たちに与えられた恵みを数えてみれば、どんな逆境にあったとしても、受けているものの方が、与えるものよりも多いことに気付く。
『成幸の法則2020』10.6
Vol.1543
私たちに与えられた恵みを数えてみれば、どんな逆境にあったとしても、受けているものの方が、与えるものよりも多いことに気付く。
<日野原重明>
一つ一つの幸動に心を込めること。
一人一人と接する時に愛を注ぐこと。
人生の精神的豊かさは、どんな仕事をしているか、どんな肩書きがあるか、どんな役職に就いているか、
即ち、「何をしているか」かでは決まりません。
もし「そうしたもの次第」なら、人との比較や、不公平さ、良し悪しや善悪、などにつかまります。
その流れの中で、いくら「上」を目指しても安定はありません。
人生の精神的豊かさは、「何をしているか」ではなく、「何を与えている(込められている)か?」
で決まります。
わかりやすく言うなら、「与えようと思ったものが、自分を通じて世界に流れる。」のです。
まずは「自分が受け取ってから与えている。」とも言えます。
「人生は、与えたものが、受け取れるもの。」ということが実感として腑に落ちたらしめたもの。
ただの成功者(物質的に豊かな人)ではなく、真に豊かな成幸者(物質と精神のバランスが取れている)としての流れの中に居る証左です。
たくさんの人を豊かにする(与える)ことで、自分も豊かになる。(受け取る)
たくさんの人を幸せにする(与える)ことで、自分も幸せになる。(受け取る)
たくさんの人に稼がせる(与える)ことで、自分も稼げる。(受け取る)
といった「エネルギー循環がもたらされます。
成幸人生を手にするには「何を与える(込める)か」が決め手なのです。
一方(極)のみには答えはないので、常にどんな状況が目の前に現れようとも、それをしっかり受け取ること。
反対側も確実に存在しますから、流れを感じ、振り子は必ず逆にも動くことを受け取るのです。
冒頭の文章に戻ります。
「一つ一つの幸動に心を込めること。」
「一人一人と接する時に愛を注ぐこと。」
この生き方が、「与える」という生き方なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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