行動変化を小さく限定すれば、比較的簡単に実践できるはずです。実践し、自分の変化を実感できるようになれば、それが自信となりいつの間にか習慣になっていきます。
『成幸の法則2020』10.25
Vol.1556
行動変化を小さく限定すれば、比較的簡単に実践できるはずです。実践し、自分の変化を実感できるようになれば、それが自信となりいつの間にか習慣になっていきます。
<諸富祥彦>
自分の可能性を拡げるためには...
自分が出来そうなこと、
自分が得意なこと、
自分が好きなこと、
これらはとても居心地がよく、やる気も起きるのですが、自分に負荷をかけずに、最小限の努力でできることをしているだけでは大きな成幸は望めません。
可能性を拡げるために大切なことは、「負荷」です。
自分の可能性を拡げたり、実力を高めようとするなら、
敢えて、
自分が出来ないこと、
自分が苦手なこと、
自分が嫌いなこと、
自分がやったことがないこと、
などにチャレンジしてみることが大切です。
チャレンジしてみると、意外と簡単だったり、思いのほか楽しかったりと、「現状維持バイアス」を外すことが出来るものなのです。
これが可能性を拡げる突破口になります。
私たちには、「現状維持バイアス」がかかってしまっています。
「現状維持バイアス」とは、変化や未知のものを避けて現状維持を望む心理作用のことです。
私たちの脳は、現状から未経験のものへの変化を「安定の損失」と認識し、現在の状況に固執してしまいます。
現状維持は居心地がいいのです。
それは、別名コンフォートゾーン。
私たちは、提示された変化にメリットとデメリットがあると感じた時、現状得られている利益よりも変化による損失から得る苦痛の方が大きいと無意識に判断し、現状維持を選択する傾向があるのです。
だから、多くの人が同じ所をぐるぐる回っているような人生になってしまいます。
多くの人と違うことをするのです。
その一つが「負荷」をかけるという発想です。
そして、大切なポイントは「少しずつ」負荷をかけ続けるということ。
習慣を変えることが負荷をかける目的ですから、急な変化は心も体もついていけなくなります。
少しずつ、少しずつ、負荷をかけ続けるのです。
1ヶ月後、1年後を楽しみにして。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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