面と向かって愛語を聞くと、喜びが顔にあらわれ、心は楽しくなる。面と向かわず、人づてに愛語を聞くと、肝に銘じ魂に深く刻み込まれるような思いをする。

『成幸の法則2020』10.24
Vol.1555
面と向かって愛語を聞くと、喜びが顔にあらわれ、心は楽しくなる。面と向かわず、人づてに愛語を聞くと、肝に銘じ魂に深く刻み込まれるような思いをする。
<道元禅師>
私たちはともすると、本人のいない所で批判をしたり悪口を言ったりしてしまうものです。
それでは相手の魂を喜ばせることはできません。
大切なことは、自慢ではなく「他慢」の在り方を育み、仲間内での文化にすること。
「他慢」とは、本人のいないところでその人を褒めること。
そうすると、魂のレベルで喜ばせることができるのです。
優しい言葉、慈愛に満ちた言葉、愛情のこもった言葉をかけることが、成幸の土台を築きます。
そんな言葉を「愛語」といいます。
愛語を使う習慣を身につけましょう。
そして、他慢を文化にしましょう。
そして、独り占めしないで、その文化をどんどん分かち合うのです。
他にも、自分の財力、能力、労力を惜しみなく分け与えることが出来ると仲間のエネルギーが一つに集まり、高まります。
 
そうすると、見返りを求めず、他の人の利益のために尽力するチーム力が、お仲間一人一人の誇りになることでしょう。
さらに、こんなチーム文化も創りたいものです。
それは、我を張ることを捨て、相手と同じ心・境遇になること。
相手が喜んだら同じように喜び、誰かが悲しんだら同じように悲しむこと。
今日は、道元禅師の、「愛語、布施、利行、同事」に則して書いてみました。
なかでも愛語は、困難な状況や難しい局面を、ひっくり返す力を持っています。
 
反対に、ネガティブな言葉、ののしりや悪意の言葉には、一瞬にして状況を悪化させる力があるのです。
改めて、今日記したことを意識して生活することから始めてみましょう。
きっと物事が好転し始めますから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000