愛とは信頼。 人を愛するときは完全に信じることよ。
『成幸の法則2020』10.27
Vol.1558
愛とは信頼。
人を愛するときは完全に信じることよ。
<マリリン・モンロー>
介護の世界には、ユマニチュードという言葉が浸透しています。
ケアを行う人は常に「あなたは大切な存在です」「あなたのことを大切に思っています」というメッセージを、ケアを必要とする人に発信し続けることが重要という意味です。
それによって人は自分が唯一の存在として、尊重されていると感じることができます。
ユマニチュードとはケアを必要とする人の人間らしさを尊重し、それを伝えるための哲学と技術なのです。
そもそも、ユマニチュードとはフランス語で「人間らしさ」という意味だそうです。
ということは、介護の世界だけの技術ではないということ。
ユマニチュードを学ぶとは、人が人として人と接する上で、大切な在り方を学ぶ事にほかなりません。
「あなたは大切な人です。」ということを伝えるための、4つの大切なポイントがあるそうです。
1つ目は、「見る」。
正面からしっかり瞳と瞳を合わせることで、ポジティブな愛情を表現するそうです。
2つ目は、「話す」。
穏やかに、ゆっくり、前向きな言葉を用いて話しかけること。
会話を絶やさない。
3つ目は、「触れる」。
柔らかく、ゆっくり触れることで優しさや愛情を表現する。
4つ目は、「立つ」。
立って一緒に歩くことは、知性、社会性の獲得につながり、人であることの尊厳と誇りをを自覚する。
これら4つは、まるで母親が幼い我が子を愛情をかけて育てるように、未熟な相手でもその尊厳を尊重し、少しずつ誇りを植え付けていくように.....
現代社会では、大人になる過程の中で、いつの間にか自分が自分がと己を主張することが多くなります。
がしかし、履き違えてはいけません。
自己主張とは、無言でも伝わる姿勢のことです。
そして、大切なことはそこに愛があるかどうかなのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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