不幸のどん底にいて、みっともない自分を空の上から見ると、意外にかっこよかったりする。

『成幸の法則2020』12.28
Vol.1620
不幸のどん底にいて、みっともない自分を空の上から見ると、意外にかっこよかったりする。
<中谷彰宏>
内面が極まっている人は、仕事の面でも成功している人が多いですが、必ずしも有名人やお金持ちとは限りません。
むしろ、本当に自分を高めている人は「お金持ちになりたい」とか「認められたい」というところにはもう興味を失っています。
世の中のために良いことをしたい、コレで世界を変えるんだ、というような使命感で動いた結果、お金や名声も集まってきてしまうのです。
自分磨きで内面を極める方法には、2つの軸があります。
その2つの軸とは「精神の成熟度」と「意識の広さ」です。
内面が未熟なうちは、過去の影響を強く受けてしまいます。
過去を手放すことが出来れば、凝り固まった常識に囚われずに革新的なアイディアを生み出したり、不可能といわれたことにチャレンジして可能にしてしまうことができるのです。
自分を見つめるもう一人の自分の方に意識を切り替えるイメージです。
心理学では、このように自分の思考や幸動を客観的に把握することをメタ認知と呼びます。
メタ認知は前頭葉を活発化することが分かっていて、自分をメタ(高次)の視点から客観的に見るときは思考力・判断力が高まるのです。
意識フィールドが広くなればなるほど、自分のことでは悩まずに他人のためにエネルギーを使うようになります。
つまり、自分のための欲望よりも、世の中や人類に対する使命感や責任感からエネルギーを燃やすことが出来るのです。
未だに「どうやったらいいか?」という問に捉われる人が多いですが、その先には成幸はありません。
精神(内なる自分)の成熟に関しては、殆どの人が放置したまま歳を重ねています。
メスの入れどころです。
そして、目の前に見えているもの、話している人、身に着けている衣服の感触、空気の匂い、体の中を血液がめぐる感覚など、五感の全神経をフルに使って、自己の意識の広がりを感じてみるのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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