言う者は、知らず。 知る者は、言わず。
『成幸の法則』2016.10.4
言う者は、知らず。
知る者は、言わず。
<老子>
あれは、どうのこうの、
それは、ああだこうだと、
したり顔で評論家ぶる人。
聞かれたことに丁寧に返答するのでは決してなく、周りの様子に気を配ることもできずに、自分のペースで話しまくる。
そんな人に出くわしたことはありますか?
辟易しますね。
ただ、多くの場合その人に悪気はありません。
そこが問題なのですが。
一方、本当に経験が豊富で、体験から得た様々な知識が、悟りの如く魂に刻み込まれている人は、決して多くを語りません。
いつもニコニコと、話を聴く側に回り、上手に相手の意見を引き出します。
核心をついた意見を、タイミングよく話しながら、周囲に安心感を与えます。
知るものは言わず。
正にその通りです。
人生の達人は、コミュニケーションの達人です。
コミュニケーションの達人は、聞き上手、質問上手です。
そんな人が周りにいたら、とてもありがたいことですね。
そして、私たちも、そんな達人になりたいですね。
家族にも、職場にも、どんな集まりでも、そんな達人が一人いるだけで、集団の質が高まります。
信頼感がお互いを支え、前向きな風土が醸成されます。
自己の知識を決してひけらかさず、向上すれども自惚れず、互いの信頼と己の信念で繋がれる関係。
そんな質の高い生き方を目指したいものです(*^^*)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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