自然はそれを愛するものの心を裏切ることは決してない。

『成幸の法則2021』2.2
Vol.1654
自然はそれを愛するものの心を裏切ることは決してない。
<ウィリアム・ワーズワース>
今日は節分です。
例年節分は2月3日と相場が決まってるのですが、今年は一日早い2月2日。
なぜ今年の節分が2月2日になるのでしょうか?調べてみました。
これには、地球が太陽をまわる周期と暦のずれが関係しています。
地球は1年かけて太陽の周りをまわっていますが、その1年は正確に言うと365.2422日。
つまり365日+6時間弱となります。
この6時間弱という端数は4年経つとほぼ1日となるため、うるう年を設けることで解消することができます。
ただ、この補正を行うと今度は約45分増やしすぎた状態となり、このずれを解消するためには、うるう年を400年で3回減らすことが必要です。
こうした補正が繰り返されることで、立春、立夏、立秋、立冬などの日付が変わり、それに伴い節分も変動するということなのです。
今年のように2月2日になるのは、明治30年、1897年以来124年ぶりなのだそうです。
その昔は、冬と春の節目である「節分」が1年の終わり。
春を迎える「立春」が1年の始まりだったのです。
春の陽気のお陰で開放的になる季節。
元旦とはまた違った意味で、気持ちを新たにチャレンジしませんか。
心の中の鬼を退治するために豆まきをして、幸せを呼び込む恵方に向かって恵方巻きを食べ、明日立春からの新たなチャレンジに思いを馳せるのです。
旬の食材で健康を整え、春の空気を胸いっぱいに吸い込み氣を充実させ、新たな1歩を踏み出しましょう。
昔の人はこうして自然を感じ、自然とともに生きようとしてきたのです。
残念ながら二十四節氣など、私たちはほとんど意識も払うことなく生活しています。
いわんや七十二候をや。
自然と共に、自然のエネルギーをしっかり受け取り、生きるエネルギーに変えることが出来たとしたら...
きっと、豊かな人生になるに違いありません。
因みに今年の恵方は「丙の方位=南南東」です。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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