呼吸を極めて、自身を至福に浸らせ、あなたの内にある崇高さを静観しなさい。

『成幸の法則2021』2.27
Vol.1679
呼吸を極めて、自身を至福に浸らせ、あなたの内にある崇高さを静観しなさい。
<ティルマライ・クリシュナマチャリア>
「息」という字は自らの心と書いて息(いき)と読みます。
私たちの息は心の状態を表します。
息を整え、心を穏やかに安らかにしましょう。
人の命は息の仕方で決まります。
ゆっくりと深く。
意識をしないとすぐに浅くなります。
浅いままでは、命は燃えません。
命を燃やしましょう。
本氣のエネルギーで命を燃やすのです。
その時、息がポイントになります。
成幸者と呼ばれる人は、みな幸動力があります。
その幸動力の源泉は「氣」です。
そして、この氣を十分にチャージしてくれるのが力強い息なのです。
背筋を伸ばして姿勢を整え、深く息を吐いてから、ゆっくりと鼻から息を吸っていきます。
この単純な動作を繰り返すことが、自分を整えることに繋がります。
ゆっくりと息(呼吸)をすると、副交感神経が活発になり、脳の「前頭前皮質」がはっきりと活性化されることが分かっています。
「前頭前皮質」は、自分が目指すゴールを実現するために、考えや行動計画をまとめる役割を果たすところです。
また、ストレスを感じると交感神経が活発になりますが、深い息(呼吸)によって、それを落ち着かせることができます。
常に深呼吸する必要はありませんが、鼻呼吸はとても大切なのだそうです。
特に睡眠時は、口にテープを貼ってでも、鼻呼吸をすることの健康面への効果は計り知れません。
口を閉じるので、口の渇きやのどの乾燥を防ぐ。
唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる。
いびきの軽減・予防。
筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少し、デトックス効果が高まる。
基礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。
鼻の奥は脳の底部と接しているので、車のエンジンのラジエーターのように脳の過熱を防ぐ役割もするとのこと。
鼻呼吸に偏った話になりましたが、息(呼吸)は、肉体のみならず、私たちの精神に及ぼす影響は多大なのです。
成幸者は呼吸を制す!
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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