変化こそ機会の母である。
『成幸の法則2021』3.24
Vol.1704
変化こそ機会の母である。
<中内功>
猛烈に様変わりするこれからの世の中で生き残れるのは、次の3つのタイプと言われています。
第1は「特化型」
すなわちエキスパートです。
1つの分野において、替わりがきかないほど、高度でプロフェッショナルな技術を持つタイプ。
第2は「適応者」
グレートアダプターと言うそうです。
高い技術を持ったうえで、「市場で何が求められるか」を考えながら、自分をその場所に適応させていく人です。
第3は「合成役」
こちらはシンセサイザーと呼ばれ、1つのプロジェクトにおいて異業種の人材をまとめて動かすのに必要な人の事だそうです。
このような明確な力、存在意義がなければ埋もれるということ。
何故ならほとんどの仕事はAIに取って代わられるからです。
「個」で生き残るのが厳しければ、「チーム」でその価値を生み出すという手が残っています。
それを見据えて幸動し続けましょう。
そして、個人的にはグレートアダプターとしての力を高めるのです。
個人の生き方に変革が求められるだけでなく、日本の姿も変わっていくことは明らかです。
例えば、「東京中心主義」も崩れることになるでしょう。
人材派遣大手のパソナグループが、主な本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移すと発表し話題を集めています。
この例に限らず、企業も人も東京にこだわる理由はなくなる時代です。
どこにいても情報を得られ、データを活用できるのですから、都心部と地方の情報格差は小さくなり平坦化していくのは自明の理です。
普段の職場とは違うリゾートや観光地などの休暇先で、リモートワークで仕事をする、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせたワーケーションも一般化しつつあります。
コロナ禍をきっかけに、新たなライフデザインが求められているのです。
ボーッとしていると、あっという間に置いていかれてしまいます。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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