あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。

『成幸の法則2021』5.9
Vol.1750
あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。
<聖書>
「評価して欲しい。」「報酬が欲しい。」など、見返りを求めて動くのではなく、何も求めずただひたすらに、世のため人のために動くと決めている人は美しいと思います。
その代表が「お母さん」ではないでしょうか。
今日は母の日です。
若い頃は照れくさくて、なかなか面と向かって「いつもありがとう」と言えなかったものです。
親がだんだんと年老いていく中で、「もっと早くたくさん親孝行しておけば...」と後悔したことも覚えています。
母がいなければ、父がいなければ、私はこの世に存在しませんでした。
そして、母親はまた父親とは違った意味で格別な存在です。
それは、きっと彼女のお腹の中から産まれてきたからだと思うのです。
鹿児島の知覧に何度か足を運び、特攻隊として命を散らした若人の最期の手紙を読ませていただきました。
その手紙のほとんどに、母親に対する感謝の思いが綴られていました。
母親はやはり命の源なのです。
さてさて、私の感謝は母に届いているのでしょうか。
私の母は今、認知症を患い、最近では私のことも確認できなくなってしまいました。
若かりし頃の思い出に浸り、目の前にあたかも当時の仲良しがいるかの如く、独り言を繰り返す母。
それでも最期のときまで健やかに、楽しく過ごせているのなら、神さまに感謝です。
会話にならない会話をしながら、「命とは果たして何ぞや」と、ふと考えることがあります。
何のために生きているのか。
人として生まれてきた以上、様々な経験や体験から、私だから出来る無償の働きをして生きていきたいと思います。
そう心に決めたその魂は、きっと次元が上昇していくのだと思います。
そして、凛とした強い思いを内に秘め、生きていきたいと思います。
お母さん、ありがとう。
母が最期まで笑顔で過ごせますように。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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