心が無の状態であれば、何が起こっても対応できる。心が開かれ、すべてを受け入れられるからだ。未熟者の心の中には多くの雑念がある。熟練者の心の中にはほとんど雑念がない。

『成幸の法則2021』6.5
Vol.1775
心が無の状態であれば、何が起こっても対応できる。心が開かれ、すべてを受け入れられるからだ。未熟者の心の中には多くの雑念がある。熟練者の心の中にはほとんど雑念がない。
<フィル・ジャクソン>
何度か、「宇宙には片側だけは無い」というお話をしてきました。
ポジティブな極に振れたら必ずその反対の極に振れるのが、宇宙の法則です。
豊かに生きているように見える人の、人生の振り子も必ず振れています。
では、何故、あたかも何も心配事など無いように見えるのでしょうか。
自信に満ち溢れ、おおらかで、まさに成幸しているというオーラは、何が醸し出すのでしょうか。
人生の両極の幅(振れ幅)は、感情を通してもたらされる「波動」を、いかに幅広く受け止められるか、で決まります。
そして、それが「人生の豊かさ」を決めるのです。
多くを持っているように見えている人でも、本人の体験の「極性(振れ幅)が狭い」と、退屈で、お金を使ったり、派手にしないと「感じられない」のです。
ポジティブサイドの感情。
ネガティブサイドの感情。
この2つは完全にバランスを取っています。
 
それは「量(時間)」ではありません。
 
短時間(一瞬)でも、しっかりと受け取れる。つまり「直面」出来ることなのです。
真にポジティブとネガティブのバランスが取れると、互いが打ち消しあい、「無」になります。
それは、仏教でいう、色即是空、空即是色。
そこに「宇宙」があります。
「無」とは、同時に、そこに「全て」があるということなのです。
ボジティブとネガティブが同時に存在していると言ってもいいでしょう。
科学ではそれを「量子もつれ」と言います。
両極を生きてこそ、中道を理解するのです。
それを感じ取れてこそ「成幸」の道を歩むことができます
分かろうとすれば難解なこの事実は、心を感謝で満たし、「無」を体得することでもあります。
それは、悟りのようなものですね。
しかし私たちは、左脳の興奮状態が続き、なかなか「無」を感じることが出来ないのです。
そんな時は草原に寝転んで、音に集中してみること。
耳に届く様々な音に、深い呼吸をしながら集中してみるといいですよ。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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