君子は和して同ぜず 小人は同じて和せず
『成幸の法則2021』6.6
Vol.1776
君子は和して同ぜず
小人は同じて和せず
<孔子>
今日の孔子の名言は、「優れた人物は、人と協調するが主体性を失わず、小人物は、表面では同調するが心から親しくなることはないということ。」です。
この「和する」ということは、私たち日本人が得意とすることの一つです。
真に「和する」ことで、力倍増。勇氣100倍。
それは、1人の100歩より、100人の1歩。
認め愛、助け愛、励まし愛、支え愛、
家族も、会社も、どんな組織も、どんなチームも...そして日本も、世界も、しっかり和せば、必ず平和になるに違いありません。
和して平らかに。これは万民の願いでもあります。
「こんちわ」というスローガンを掲げている組織があります。
「こんちわ=根知和」です。
根
根氣よく物事に取り組み、しっかりと太い根を張る事で成幸の葉が繁る。
知
知識を増やし知恵を絞り、常に広い視野を持ち学び続けることが成幸への門を開く。
和
和することがエネルギーを集める秘訣。それは、即ち成幸のための環境。
中でもこの「和」という言葉は、和歌、和室、和風というように、「日本」を表す言葉でもあります。
聖徳太子が十七条憲法の第一条で、「和を以て貴しと為す」と、定めています。
さらに「和」には、「和(なご)やか」という意味がありますね。
仏教に「和顔愛語」という言葉がありますが、それは、和やかな笑顔と、優しい温かい言葉で相手に接する。ということです。
「和顔愛語」で生きることは、お釈迦さまが「素晴しい行いですよ」と勧められています。
心和やかに日々を過ごすことが出来れば、それはそれは幸せでしょう。
「敬和(けいわ)」という言葉もあります。
人は誰しもかけがえのない存在であり、他の誰をもってしても代えられないものなのでしっかりと敬い、和していくことが大切。といった意味です。
和の国日本に生まれた私たちのDNAには、そういったものが刻まれているに違いありません。
今日も笑顔で和していきましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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