「心のノート」は役立つ。
『成幸の法則2021』6.10
Vol.1780
心を鍛えていくということは、一朝一夕でできるものではないし、苦労せずにそれを叶えてくれる特効薬があるわけでもない。
毎日の反省の積み重ねこそが大事になってくる。
それを継続させていく意味でも「心のノート」は役立つ。
<長友佑都>
人の話をあげつらったことはありますか。
「あげつらう」とは、「論う」と書きます。
そもそもは、あれこれと激しく議論を交わす事という意味が強かったようですが、今では些細な非などを取り立てて大げさに言うことと使われるようです。
ネガティブな要素が強くなった言葉は使わないようにした方がいいのです。
もちろんそんな行動は控えた方がいいと思います。
即ち、いつまでもあげつらわないことが大切だということです。
そして、掘り下げるべきは、なぜそのようにあげつらう気持ちになったのか、こちらです。
居食屋「和民」の創業者、渡邉美樹さんは、私と同郷、そして同世代の経営者ですが、彼は起業の準備として佐川急便のドライバーをしていた20代前半の頃から、とあることをしていたそうです。
それは.....
「不愉快なこと日記」です。
多くの人が日記を書くならまずは愉快なことに目が向くものです。
彼は、そのような出来事の記録として日記を書いたのではなく、自分の感情のコントロールを目的として、「不愉快なこと日記」を書いていたのです。
何が不愉快の元だったのか。
そして、その不愉快な感情とどう向き合い、どのように処理したのか。
そして、その感情を抱いた相手や環境と、その後どのように向き合うことにしたのか。
素晴らしい視点です。
それをそんな若かりし頃に、誰に言われたわけでもなく自分に課していたとは。
成幸のためには、自分の感情をコントロールすることは不可欠です。
嫉妬、不安、恐れ、怒り、悲しみなどの感情に蓋をしてしまうのでは、いずれ爆発してしまいます。
ですから、しっかり向き合い、その感情の元になる出来事にアプローチする習慣を身に付けてこそ、成幸への安定したアプローチが可能なのです。
特に、妬みや嫉み、怒りといった感情は、一瞬にして作り上げてきたものを無にしてしまうパワーがあります。
気を付けたいものです。
前向きな夢見るパワーで生きていきましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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