相手の言わない本音の部分

『成幸の法則』2016.12.29
コミュニケーションで
最も大切なことは
相手の言わない本音の部分を
聴くことである。
<ピーター・ドラッカー>
コミュニケーションの達人は、心に耳を持っている。
その耳は相手の本音を聴き逃さない。
人は本音をなかなか口にしない生き物だ。
それは自己防衛の本能でもあるわけだが、だからこそ本音を伝え合える仲間は素晴らしい関係だなのだ。
本音と建前に関して、しばしば京都人が話題に上ることがあるが、それは京都の人に限らない。
ほとんどの人が腹で思っていることと、口から出る言葉にギャップがある。
だからこそ耳を澄ますこと以上に、心を澄ませて相手と向き合う必要がある。
相手は助けを求めているのかもしれない。
相手は嫌がっているのかもしれない。
コミュニケーションの達人は、全身を耳にする。
そして、こんな会話が得意だ。
そうなんですね?
それでその後どうしたの?
自分のことを語ってばかりでは、相手の欲することを聴きとること、感じ取ることは難しい。
質問を繰り返しながら、相手の気持ちを察する術に長けているのが、達人の達人たる所以だ。
人工知能がもっともっと発達すると、私たち人間の脳をも読み取り、それを相手に無言で伝える(通信)ことができるようになるらしい。
要するに私たちは言葉で会話することなく、意思の疎通が図れるようになるということだ。
それを、人類の進化ととらえる向きもあるが、少なくとも今の私たちは、気を配り、心を配ることで相手の気持ちに添うことが大切なことは言うまでもない。
忘己利他の気持ちがあれば、それも難しいことではあるまい(^^)
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

福禄寿倶楽部's Ownd

「成幸の法則」 あなたに自立と成幸を。

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