イエス・キリストは、この仕事をしているあなたが本物かどうか、そしてこの仕事をしているあなたが本氣かどうかを確かめるために、あなたの一番受け入れがたい姿であなたの前に現れるのです。

『成幸の法則2021』6.29

Vol.1799

イエス・キリストは、この仕事をしているあなたが本物かどうか、そしてこの仕事をしているあなたが本氣かどうかを確かめるために、あなたの一番受け入れがたい姿であなたの前に現れるのです。

<マザー・テレサ>

人生は自分のものです。

本来自分自身に与えられた主体性を放棄したとき、人からもらうことばかり考える人間に成り下がります。

 

そして、自分自身の力で切り拓くという気持ちを忘れたとき、老化が始まるのです。

ある人は、偉大なことができるようにと、健康を求めたのに、より良きことができるようにと、全く反対の病弱を与えらました。

 

ある人は、幸せになろうとして大きな富を求めたのに、賢明であるようにと貧困を授かってしまうのです。

 

またある人は、世の人々の称賛を得ようとして成功を求めたのに、慢心にならないようにと失敗を授かります。

求めたものは1つとして与えられなかったけれど、実は願いはすべて聞き届けられたのです。

マザーテレサはこんな意味のことを伝えたかったのだと思います。

もっとたくさん集まろう、もっとみんな近づこう、もっとかたまろう、ということが、私たち人類の何千年と続いた価値観でした。

 

しかし、このコロナ禍において、その価値観が、儚くも崩れてしまいました。

このコロナも、我々の一番受け入れがたい姿で現れているとするなら、そこに大きな学びがあるのでしょう。

その学びとは…

 

謙虚でいること、コロナや人のせいにしないこと、学び続けること、（コロナでも）継続すること、自立していること、そして、人格者をめざすこと。

今までの日常と全く違う生活スタイルを強いられるというこの現状は、見えない力からの「謙虚でであれ！」「慢心するなかれ！」「自立せよ！」という警告と同時に、本氣で生きているかどうかの確認なのかもしれません。

世の中にとって不要な存在ではあまりにも悲しい。

ですから、一人一人の微力を集め、少しずつ貢献の範囲を広げていく意欲を持ちましょう。

魂を磨き、人格を少しでも高めることができる私たちでありたいと思います。

成幸コンシェルジュ

ひとみ幸お