人は歳を重ねるだけで老いるのではなく、理想を失うときに初めて老いがくる。
『成幸の法則2021』7.6
Vol.1806
人は歳を重ねるだけで老いるのではなく、理想を失うときに初めて老いがくる。
<サミュエル・ウルマン>
「オール・サポーティング・オール」という言葉をご存知ですか?
今の日本の社会は、若者が高齢者を支える 「ヤング・サポーティング・オールド」と言われる仕組みになっています。
この仕組みは多くの人が察知しているように、既に破綻を来たしているのです。
昔は若者10人以上で高齢者一人を支えていましたが、今は騎馬戦 (2~3人で一人を支える)になって、これからは肩車(一人が一人を支える)に向か うことになります。
到底支えきれません。
そこで、「オール・サポーティング・オール」という訳ですが、これは、生涯現役で働き、年金の世話などにならず、また、病気にもならず、寝込まずに、元氣のまま長生きし、元氣な人みんなで、世の中全体を支え愛うということです。
「生涯現役こそ最高の年金」と訴える人が増えています。
年金を「貰う」という発想から逃れましょう。
元氣に生きて、みんなで税金を収める。その最適な方法が消費税と言われます。
多く消費することができる人からは、多く収めていただくということ。
ヨーロッパは既に完全に「オール・サポーティング・オール」に移行し、財源の中心は消費税。
そして、年金を徐々に減らし、シングルマザーなどの経済弱者に、手当を支給するなどの施策に転換しているそうです。
人に喜ばれお役にたつためにするものが志事、人生最後の瞬間まで志事を続ける、それが生涯現役です。
生涯現役の人は、いくつになっても、「好奇心」「夢」「感謝」「学び」「チャレンジ」「ユーモア」「笑い」等々を持ち続けることができる人。
そして、誰かの役に立ちたい、誰かに喜んでもらいたい、と思い続けることができる人です。
1人で頑張るのではなく、みんなで顔晴る。
「1人の100歩より、100人の1歩」で、生涯現役の人生を歩みたいものです。
これからは、そんな環境がますます大切な時代なのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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