流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。 流れに身をまかせれば、どんなに弱い人でも岸に流れ着く。

『成幸の法則2021』8.6
Vol.1837
流れに逆らおうとしたところで無駄なことだ。
流れに身をまかせれば、どんなに弱い人でも岸に流れ着く。
<セルバンテス>
ものごとが上手くいかない時や、嫌な事が続く時、こんなふうに思えたら最幸です。
「そういう時もある、それもまたよし」と。
努力をしているのに、なかなか成果が出ない時、こんな氣持ちになれたら最幸です。
「努力できることだけで素晴らしい。それでよし」と。
行き詰まっているときは、「ゆるさ」や「自由気ままさ」に寄り添ってみることも必要だと思います。
「まあ、それでいいじゃないか」
 
「それも一つの人生」
弱くても、華々しくなくても、それでいい、むしろ弱いほうがしぶとく生きられることもあるのです。
私たちは上手くいかない時に、さらに自分を追い込んでしまうことが、ままあります。
その苦境を脱したいからなのですが、逆効果になることの方が多いのです。
流れに逆らう、抗う、これはなかなか無理があります。
暫く流れに身を任せ、周りを見渡し、溺れたり、沈んだりすることが無いのなら、悠然と構え直して戦況打開を練る。
「こんな時もある、それもまたよし」と。
逆に、人生が上り坂でイケイケのとき、物事がうまく運んでいるときは、厳しめに自らを律していくのです。
油断大敵と、更に自分を律して先を望むことができる人は一流です。
1年以上にわたって、コロナに耐えて、耐えて、耐えてきましたが、もうこれ以上は無理だと思ったような時、「やまない雨はない、明けない夜はない、もう少しだけじっとして、嵐が過ぎるのを待とう、いつかは必ず終わる」と、心を穏やかに保てる人には必ず道が開けるのです。
慌てずに、もがかずに、泰然自若に生きる人は、超一流です。
人生を「自由」に生き抜くために必要なことは、自然と一体になること。
それは、目に見えない流れを感じられるような、自分の中に本来あるセンサーを研ぎ澄まし、泰然自若とした在り方を身に付けることです。
私たちは宇宙の一部なのですから。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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