私は足跡が少ないほうの道をえらんだ。

『成幸の法則2017』3.14 
Vol.287
森の中で道が二つに分かれていた。私は足跡が少ないほうの道をえらんだ。それが、すべてを変えたのだ。
<ジークムント・フロイト>
みんながやってるから。
みんなが言ってるから。
これが危ない。
大正時代にあった関東大震災でも、大火災になった、とある工場から避難する大勢の人の流れに逆らい、風向きを読んでその流れと反対の方向に逃げた少数の人だけが、火災の難を逃れ、生き延びたという事実がある。
みんながしてる事だから安心とは、必ずしも限らないのだ。
選択の判断基準が曖昧では、成幸とは程遠い人生を歩むことになる。
では、自分なりの選択ができるようになるためにはどうしたらいいのか。
人間とは不思議なもので、何かいろいろな制約がある時は、その制約に対して自由を求める。
例えば、お金の自由がなければお金をもっと持ちたい、といったように。
特に選択の自由というのはとても大事な自由である一方で、選択をするという行為には責任が伴う。
つまり失敗した時の責任と選択の自由は表裏一体なのだ。
そして気をつけないといけないのは、判断の責任から逃れたいと無意識に思うのが、人間だということ。
その結果、「自由から自由になるため」に、あえて選択の自由を放棄することもある。
まずは自分の力で情報を集めて自分の頭で判断する癖をつけよう。
そうすると、考える回数が増えるので、似たケースが次に起きた時には自分だけの判断で選択できるようになるのだ。
「みんなが〇〇〇」は禁句にしよう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000