聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし。

『成幸の法則2021』9.23
Vol.1883
聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし。
<成瀬仁蔵>
「言葉を丁寧に最後まで聴く」と言霊という「エネルギーの音」を捉えることが、だんだんできるようになります。
何かのインストラクターや、教師など、教える側にいる場合は「話す」ことが志事ですが、日常の中では常に「傾聴」するという姿勢が大切です。
「エネルギーの音」を聴き取れるようになるためには、「聞く」ではなく「聴く」なのです。
それは、「今この瞬間」という「点」に意識を据えることでもあります。
それが出来るか否かは、未来を創造する力に影響を及ぼします。
「未来」でもなく「過去」でもなく
「自我の空間」でもなく、「目の前に、今まさに起こっている」その事柄にのみフォーカスするのです。
そして、「聴く」。
言葉にすれば簡単ですが、実際に幸動に移してみると、「今ではないどこか」へ意識が飛んでいる事に氣づくはずです。
一昨日も記しましたが、人間は「今」に生きています。
それなのに、「今この瞬間」にいないような意識で生きていることも、ままあることなのです。
その状態は、自分が自分として生きていない状態です。
誰かの顔色を伺ったり、自分の過去に囚われて前に進めなかったり、〇〇をやらねばならぬという意識で眉間に皺を寄せて忙しい忙しいと動き回っている時です。
そんな時は、仲間や家族といった身の回りの人の話を「傾聴」してみることで、リズムを、そして自分軸を取り戻しましょう。
「傾聴」することで、相手に真心が伝わります。
心(ココロ)は、心臓の音から来た擬音ごでもあります。
真心は真の音、「エネルギーの音」を捉えるためのこちら側の在り方なのです。
真心込めてとは、偽りのない誠の自分ということです。
正しい心という意味では決してありません。
自分自身をしっかり相手に向けて整えることが出来てこそ、しっかり聴く(傾聴)ことが出来るのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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