たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
『成幸の法則2021』10.12
Vol.1902
たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
<エーリッヒ・フロム>
およそ2500年前のお釈迦様の「托鉢(たくはつ)」に関して、有名なお話があります。
それは、まさに宇宙の法則です。
「出したら入る」という循環が宇宙には厳然とあるのです。
弟子が托鉢に回る前にお釈迦様はこう言ったそうです。
「托鉢にはひとつだけ重要なポイントがある。
托鉢をする時に、お金持ちの家を回ってはいけません。
貧しい人々の家を回って托鉢をしてきなさい。」
弟子たちはとても驚きました。
「なぜですか? その理由を教えて下さい」
すると、お釈迦様は、「貧しい人々というのは自分が貧しいので人に施しができないと思い今まで施しをしてこなかった人々です。そのために苦しんでいる。
その貧しさの苦海から救ってあげるためにあなたたちは托鉢に出向くのです。」
自分には施しをする力がないから、財力がないから、施しができないと思ってきた貧しい人々は、実は施しをしなかったがゆえにお金が入ってこなかったのです。
「自分にゆとりがあったら、施しができるのに.....」というのは実は逆で、ゆとりがなくても豊かな心で「出したら入る」の循環の法則を、お釈迦様は2500年も前からわかっておられたということです。
現代も何ら変わりはありません。
与えられるものは、いくらでもあるはずです。
笑顔を与える。
笑いを与える。
喜びを与える。
自分を与える。
成幸しようと思ったら、「自分を与える」と決めることです。
本氣とは、100%自分を与えること。
「他を利するとは、即ち自らを利するなり」です。
本氣で真の成幸を掴みましょう。
多くの人に喜びを与えるから、大きく栄えるのです。
成幸は与えたものの量と質の掛け算で決まるのです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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