百折不撓(ひゃくせつふとう)
『成幸の法則2017』4.8
Vol.312
百折不撓(ひゃくせつふとう)
<仏教の教え>
この四字熟語の意味は、
「何度失敗しても挫けない様。
竹が強い風にも弛まず(たゆまず)また立ち上がる様より。」
ということです。
先月の大相撲で、新横綱稀勢の里が大きな怪我をしながらも、優勝決定戦に持ち込み、ついには百折不撓の精神で優勝を勝ち取った事が記憶に新しい出来事です。
私たちの人生では、小さな失敗から大きな挫折まで、何度も何度もこれでもかというくらいに与えられます。
その度に、戦意喪失とならないよう、正に百折不撓の精神で生きてこそ、人生に大輪の花を咲かせることが出来るのです。
七転八起、不撓不屈などの、「挫けるな。厳しい冬の後には必ず春が来る。」
といったメッセージが、昔から現代にまで風化せず残っているのは、人間の生きざまや、人生の成幸のために、必要な事だからなのでしょう。
些か、堅苦しい話になりましたが、世の中で自分が一番辛いなどということもないのです。
どんな厳しい状況も、知恵を絞って前に進むことを選択すれば、必ず道は開けます。
そう信じて、勇気を持って困難にも立ち向かおうではありませんか。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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