かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは智慧にみちびかるべし
『成幸の法則2021』10.26
Vol.1916
かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは智慧にみちびかるべし<宮沢賢治>
いつも、「今、1番大切なことは何か」を考える習慣を身につけましょう。
そして、「何を真ん中に生きるのか」をしっかり意識できる状態を作るのです。
自分にとって「真ん中」こそが、「使命」や「存在理由」です。
その「真ん中」を意識できるようになるためには、直面した事実から逃げないということが大切です。
物事に「善し悪し」はありません。
そこに事実が1つあるだけです。
しかし、私たちは感情の中に「善し悪し」があるので、ネガティブな感情が生まれた出来事に対して、当然のようにネガティブな反応をしてしまいます。
例えば、「そこから逃げる」ですとか、「怒ってその場をコントロールしようとする」、「泣いて同情を買う」などです。
目の前に起きた出来事としっかり向き合う力は「女性性」です。
ネガティブなら出来事も、先ずは受け入れて、しっかり向き合い、処理できる力。
「何が起きても全て私が責任を取るから、思う存分やっておいで」
こんなセリフが言えるリーダーは、目の前に起きたことをしっかり受け入れ対処する力(女性性)が強いということ。
そんな力のある人は、「真のチャンスを引き寄せる」ことが可能になります。
目の前の問題から逃げたり、怒りで潰そうとするような人には、決して真のチャンスに巡り会うことはありません。
それどころか、負のループの中から脱げすことも困難でしょう。
負のループの中で振り子が振れている人生は、決して真似したくありません。
それと正反対の、上昇気流に乗り、その中でボジな現実やネガな出来事と向き合う方が、圧倒的に幸福感の質と量が違います。
「真ん中」に据えるもの。
まず1つは「愛」です。
その意識があれば、男性、女性ともに「女性性」が育ちます。
「破壊の力」ではなく、「慈しみの力」で現実と向き合い、男性性を人生の上昇気流に乗るためのエネルギーに使いたいものです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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