働かなければ我々は腐ってしまう。しかし、魂なき労働は我々を窒息死させる。

『成幸の法則2021』10.30
Vol.1920
働かなければ我々は腐ってしまう。しかし、魂なき労働は我々を窒息死させる。
<アルベール・カミュ>
『心を師とするなかれ。心の師となれ。』
こんな言葉を聞いたことがありますか?
心とは一体、何なのでしょうか?
次の二つの表現の違いを感じ取ってみてください。
「彼はやりたいと思っている。」思っているのは心の中です。しかし、やっていないのかも知れません。
「彼はやる氣満々だ。」このやる氣とは、心の中にあるのでしょうか?
いえ、違います。心を飛び出し身体中にそのやる氣は漲り、きっと彼は動き始めることでしょう。
「氣」とは、魂のエネルギーであり、人生を成幸に導く「もう一人の自分」です。
対して「心」は、コロコロ変わると言われるとおり、私たちの思いの入れ物にすぎません。
ですから、心を師にしていては、人生は自らの怠惰な思いに不成就で終わってしまうのです。
自らが、自らの心の師となるということは、邪心に負けず心をコントロールする力を持つということ。
「やる氣」があるとは言いますが、「やる心」があるとは言いません。
「心」と「氣」は全く異なる領域のものなのです。
「心」は状況次第で揺れ動くものですから、「心」に従っていては、人生にブレが生じます。
「心」の奥底に潜む、自分自身の「信念」、「志」に着火させましょう。
それこそが、真のスイッチが入った状態です。
人生の中でこの「真のスイッチ」はなかなかONになりません。
が、しっかりそのスイッチが入っている人達が、新たなチャレンジに乗り出し、時代を変え、世の中に素晴らしい恩恵をもたらすのです。
私たち一人一人の人生に、その大いなる価値を見出すためには、「心」を従わせる必要があります。
そして、その奥底にある「魂」を磨きあげる事の意味に氣づくと、人生は成幸に向かってフルスロットルで進み始めます。
私たちが本来持っている「大和魂」に着火しましょう。
世の為、人の為に生きることが、大きな喜びになる生き方を、きっと手に入れることができます。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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