5年道草を食ったら、5年遅く生まれてきたと思うのだ。
『成幸の法則2017』7.10
Vol.405
5年道草を食ったら、5年遅く生まれてきたと思うのだ。
<吉川英治>
みなさんは人生の中で道草を食ったと思う期間はありますか。
それは、どんなことをしていた時のことでしょうか。
何をするかを決めかね、日々をただ生きていたような期間でしょうか。
大切な人の死に接し、力なく過ごしていた期間のことでしょうか。
時代の流れに巻き込まれ、無力ながらに見えない敵と向き合うような活動をしていた頃のことでしょうか。
今振り返れば、我が人生においてあの時が道草を食った時代だな。と思える時であっても、それは決して無駄な時間ではなかったはずです。
確かに人生は有限です。
しかし、人にはその人生ですべきことを探すための、冬眠のような時間が必要な場合もあるのです。
今まさにそんな時間を過ごしているというのなら、決して卑屈になることなかれ。その時間は成幸に向かうための充電時間にほかならないからです。
焦らない、焦らない。
急がない、急がない。
限られた人生の時間を濃密に過ごすために、じっくりと足元を固め、力を蓄えるためのノマド(遊牧民)時間を取ることもきっと意味があります。
時に道草も楽しみましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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