脱皮できない蛇は滅びる。
『成幸の法則2021』12.15
Vol.1966
脱皮できない蛇は滅びる。
<ニーチェ>
私はバブルの頃、まだ若造でした。
しかし、日本が浮かれていたことを覚えています。
その時代にいい思いをしたのは、俗に言う団塊の世代以上でしょうか。
私は、まだパワハラという言葉がなかった時代に、その団塊の世代に鍛えられました。
当時の最先端だったポケベルは、携帯電話からスマホへ、ワープロはノートパソコンを経てタブレットへと進化しました。
私が生きてきた60年の間に、実にさまざまな技術革新が起きました。
社会全体には、成長社会から成熟社会への大きな地殻変動が起きたのです。
当時は、「早くしなさい、ちゃんとしなさい、いい子にしなさい」の昭和の呪文が、親から、学校から、地域社会から、日本全体から、まるで地響きのように発せられていました。
そして、その時代に生きたほとんどの人が、その呪文にまんまとかかり、それが幸せに生きるための方程式のごとく生きてきたのです。
時代は、平成から令和へと進み、目まぐるしい変化を受け入れざるを得ない世代と、それが目の前にあることが当たり前の世代の、思考の格差も大きくなりつつあります。
今、私たちは、「理想論」「べき論」「机上の空論」を唱えているいとまは全くありません。
自分自身の価値をしっかり確認すること、再発見すること、再構築すること、これが必須の時代なのです。
何かに寄り掛かっていては、自分という存在がこの世から消え去ります。
磨きましょう。
輝かせましょう。
力を合わせて、互いを尊重し、一人一人の価値を最大化しましょう。
昭和の価値観の鎧を脱いで、かけられた呪文から逃れましょう。
多様性の時代を生き抜くためには、脱皮をし続ける必要があるのです。
さあ、今年もあとわずか。
今年の総仕上げをしながら、1年を振り返る準備も抜かり無く。
2022年の大飛躍のために。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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