我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるために、四苦八苦している。

『成幸の法則2017』9.25
Vol.482
我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるために、四苦八苦している。
<ラ・ロシュフーコー>
自分の周りに見栄っ張りな人はいますか?
あなたはつい見栄を張ってしまう...
なんてことになっていませんか?
人間とは自分を大きく見せたり、立派な人間と思われたりしたいものなのです。
そういう時、思わず周りに対してつい見栄を張ってしまうなんて経験はありませんか?
いったいそういう時の心理はどういうものなのでしょう。
人に対して見栄を張ってしまう人は、本当は自分に対して自信がないのです。
だから思わず見栄を張ってしまう。
自分自身に対して誇りを持っている人、しっかりと自信を持っている人は、人に対して大きく見せたりする必要がありません。
そのため、人に対して見栄を張るということはせず、堂々と自然体でいることができるのです。
しかし、自分に対して自信がない人は、心の中に常に不安を抱えています。
そのままの自分では通用しないのではないか、受け入れてもらうことができないのではないか、という恐れが深層心理の奥底にあるのです。
その見栄を聞いている相手は素直に「それはすごい」と言ってくれるかもしれません。
しかし、本当は実力不足ということを、一番よく分かっているのは自分自身のはず。
だから、いくら見栄を張っても心が満足するということがありません。
そんなことに力を割くのなら、真の実力を高めるためのチャレンジに時間もエネルギーも割きたいもの。
改めて自分の分析をしてみましょう。
幸せだと思わせるために、四苦八苦しているなんてことはありませんよね。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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