自分自身を信じている者だけが、他人にたいして誠実になれる。

『成幸の法則2022』1.10
Vol.1992
自分自身を信じている者だけが、他人にたいして誠実になれる。
<エーリヒ・フロム>
東日本大震災の直後、「絆を深めよう」「手を取り合おう」「応援のためにお店に行こう」「みんなで集まって応援に行こう」と、仲間同士の繋がりや絆がとても大事だと叫ばれました。
もちろんそれらは今でもとても大切なことです。
 
しかし、このコロナ禍においては、「人と距離をとれ」「近づくな」「集まるな」「不要不急なことで出歩くな」「人の集まるところには行くな」「ステイホーム」と、かつての価値観とは180°真逆な行動がスタンダードとなってしまいました。
Zoomでコミュニケーションを取ることが日常になり、UberEATSで宅配してもらい家の中で食事をすることが至極当たり前な今日です。
だから余計にリアルに人と過ごす時間が、繋がりが、絆が、愛おしく何物にも変え難い宝物だと思います。
それでも私たちは、他者を避難したり、嫉妬をしたり...そして、自分を傷つけたりと、命の大切さと真逆の振る舞いをすることもあります。
「今、この時」を誠実に生きることが、「生きる」という事の本質です。
今を誠実に生きる。
何に誠実に?
誰に誠実に?
それは、まず、自分の命に誠実に生きるということなのでしょう。
今を叩くと書いて命。
私たちの心臓が人知れずビート(叩く)を刻み続けているように、私たちもこの一瞬一瞬を噛み締め生きる。
それが、自分の命に誠実に生きる姿だと思います。
だから自分自身が最大のライバルです。
昨日の自分より今日の自分が少しでも成長しているか。
ストイックになり過ぎる必要はありません。
そもそも自分はどこに向かって進んでいるのか。
それを明確にすることが誠実に生きることにも繋がります。
ほとんどの人が大切だと思いながらも、忘れがちなことに成幸の鍵があります。
継続、感謝、笑顔、愛...
今日も命あることに感謝して、今を誠実に懸命に生き抜きたいと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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