Vol.494 貧困はひとつの病気です。

『成幸の法則2017』10.7
Vol.494
貧困はひとつの病気です。病気を治さなければならないように、貧困も治癒しなければならないのです。貧困の中に美徳などありません。
<ジョセフ・マーフィー>
日本には、清貧という言葉がある。
これは、無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで貧しい生活に安んじていること。
という事なのだが、肝心なのはこれは決して富の否定ではないという事。
無理に富を求めず、清く正しく生きていくとなると、あたかも富の否定のように受け取る人が多いが、自分が貧乏であることの逃げ場になってしまうようではいけない。
年収200万円以下で暮らす人が年々増えているのが日本の現状。
この中で、住宅費用や光熱費、通信費、交通費を払い食費を切り詰め生活をする。
決して清貧の思想とは程遠いことになる。
愛と思いやりと勇気、誠実さや感謝が薄れていくような状況は、生活に安んじているとはいえない。
現代社会における貧困層の増加は社会の悪なのだ。
時は正に選挙戦に突入し、次の日本をどんな人々に委ねるかの選択に迫られるわけだが、多くの人が諦念感に苛まれている現実もある。
ならば個人で立ち向かうしかないのだ。
もちろん清貧に甘んじると本心から思える人は別だが。
貧困は病気であると言い切るマーフィーの見解は、正解だと思えるか、否か。
どう感じどう対処するかは一人一人の自由だ。
しかし、もし臭い物に蓋をするような発想で生きているとしたら、それは成幸とは程遠いことになる。
さてさてどうしたものか。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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