運命は、私達を幸福にも不幸にもしない。

『成幸の法則2017』10.16
Vol.503
運命は、私達を幸福にも不幸にもしない。
ただその材料と種子とを私たちに提供するだけである。
<ミシェル・ド・モンテーニュ>
運命は、果たして変えられるのか否か。
変えられないと思っている人は多い。
素敵な出会いとか、不慮の事故とか、何か大きなことがあった時だけ、運命という言葉を使う人も大勢いる。
果たして運命とは何なのか。
現実に起きることのすべては運命という名の、自分の選択の結果なのだ。
私たちは、進むことも進まないことも、チャレンジすることもしないことも、何でも自分の意思でできる。
そうなのだ。
運命とは、「運ぶ命」と書くように、生きてから自分で経験して、加えていく道のりのことなのだ。
自分の力で運び、動かすことが可能なものが運命。
自分でコントロールすることができるもの、即ちどんな人と出会い、経験をして、どのような学校へいき、どのような仕事をして、どんな人と結婚するのか、それらは全て運命という。
自分からアクションを起こすことで決定され、命をどう運んでいくかを自分で決めることができるものが運命だ。
自分ではどうしようもないものは宿命という。
私が男で生まれてきたこと。これは選べないこと。生まれる前から決まっていた宿命なのだ。
運命が、幸せの材料や種子を提供してくれるのだとしたら、私たちはその材料を上手に使いこなすことや種子にしっかり栄養を与えるという選択が出来るはずだ。
幸せか不幸せかは本人の主観によるものだが、そのどちらにおいても、運命をどう扱うかという私たちの生き方が全てということに他ならない。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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