その弱みゆえにお互いに助け合うところに、人間最大の強みがあるのである。
『成幸の法則2017』11.8
Vol.526
お互いに助け合わないと生きていけないところに、人間最大の弱みがあり、その弱みゆえにお互いに助け合うところに、人間最大の強みがあるのである。
<下村湖人>
一人一人の可能性は無限大だが、一人だけで出来ることには限りがある。
しかし、力を合わせれば.....
どんな困難も私たち人類は、力を合わせることで乗り越えてきたのだ。
私たちの素晴らしさの一つは、相乗効果を生み出す能力だ。
この事は、成幸のためにも欠かせないポイントだ。
一人一人の良いところを集めることで、一人一人の欠点を補い余りある組織ができる。
原始人は自分たちの何十倍もあるマンモスの狩りをチームでやってのけた。
現代人も個々の才能を集め、大きな企業を幾つも創り出している。
話し合い、工夫をし、目標を立て、夢を掴む。
チームが機能している時は前向きな意見に溢れ、皆が溌剌と行動する。その空間にはピンと張り詰めた空気と、穏やかな認め愛の気の流れが同居する。
自分の力を信じ、仲間の力を尊重し、互いに敬愛の念を持って接する。夢に向かって、そんなチームを創る力が私たちには備わっている。
一人の百歩より、百人の一歩。
その意味を魂のレベルで理解できるからこそ、人類は長きにわたり生物界の頂点に君臨しているのだ。
近未来に私たち人類を脅かす存在とされるAI(人工知能)も、助け合うことを自ら学習し、その力を獲得するのだろう。
そして、AIは私たちの大きな脅威になると予測されているが、そんな脅威にも私たちは力を合わせることで立ち向かえるに違いない。
いわんや私たちの人生をや。である。
生きていく上での躓きや失敗も然りだ。
誰と力を合わせるか、どんな人と人生を共にするか、この選択を間違えれば目的地までの旅はかなり遠回りを強いられる。
人を見る目も養わねば。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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