人間がいろんな問題にぶつかって、はたと困るということはすばらしいチャンスなのである。
『成幸の法則2022』2.22
Vol.2035
人間がいろんな問題にぶつかって、はたと困るということはすばらしいチャンスなのである。
<本田宗一郎>
コロナ禍で価値観がとても変化しました。
例えば、「働く」とは「出社すること」だと思い込んでいた人は、「リモート」という考えもスタンダードになったことでしょう。
会議が減った企業やチームもきっと多いはずです。
世の中が大きく動く時には、不要なものが勢いよく省かれていきます。
そして、本当に必要なものが際立って、物事のコントラストがよりくっきりしてきます。
こういうときは、挑戦のハードルも下がります。
どうしようもない事態に見えるときは、 誰もが 「正解」と思う手を見つけにくい時です。
だからこそ、あらゆることを試しやすいのです。
平和な時は、ちょっとした失敗がその人や会社にとって命取りになるかもしれない。だから、無難な策を選びがちになります。
今は発想を転換する好機です。
これまではできないと思っていたこと、当たり前だと思っていたことを考え直す好機なのです。
無理だと思ったことが実現する可能性が大いにあります。
だから、自分のことをしっかり考え直すこと、見つめ直すことが重要になります。
自分が携わっている進行中の企画を、新しい前提、新しい観点で見直してみましょう。
考えることは一人でも可能です。
思索する力を高めましょう。
そして、身の回りの変化に目を向けてみるのです。
世の中が混沌としたとき、人の幸動は二つに分かれるものです。
一つは、混沌が収まるのをじっと待っている人たち。
もう一つは、混沌としているからこそ、そこにチャンスがあると打って出る人です。
大多数の人たちは、嵐が過ぎ去るのを待つが如く、混沌が収まるのをじっと待ってしまいます。
その中でも少数は新たなことに挑戦し、世の中を変えていくパワーとなります。
さあ、どちらを選びますか?
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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