常識ってのは、人間が考えたことだ。 それを疑って、打ち破っていくのが進歩なんだね。

『成幸の法則2022』3.12
Vol.2053
常識ってのは、人間が考えたことだ。
それを疑って、打ち破っていくのが進歩なんだね。
<本田宗一郎>
「みんなが○○してるから」
これは、我が家の禁句の一つです。
これからの時代はますます意味のある「禁句」だと思います。
「みんながやってることだから」「こうするのが当たり前」のような、いままでの常識にとらわれないことが、これからの成幸の基本的スタンスです。
「常識」を否定するのではなく、前向きに疑ってみる姿勢が大切なのです。
成幸に必要なのは、「愛のある常識破り」だからです。
自分にも相手にも、「みんなが愛を感じられる常識破り」でなければ、常識を破る意味はありません。 
独りよがりで我が道を行くのではありません。
「通常ではないことをする」というだけの意味でもありません。
人に不快感を与えるような言動も常識破りになりますが、それでは単なる「非常識な人」なのです。
関東大震災の時にこんなことがあったそうです。
とある製紙工場が大火災になり、工員たちがそばに流れていた川の方向に大挙して走って逃げたそうです。
しかし、みんなが走って逃げる方向は「風下」。強風が大火を巻き上げ、皆を追い詰めようとする中、数名だけが「そっちに逃げてはダメだ。逃げ場が無くなるぞ~」と大声を挙げて全く逆の方向に逃げたそうです。
そして、その人たちと、その声に呼応した人だけが助かったという事実。
みんながする行動が、多数の人が行うことが、「常識」だと決めつけてはいけません。
同じ常識破りでも、そこに愛があるかどうかで結果は大きく異なります。
 
この関東大震災のエピソードにおいても、冷静に状況を判断し、多くの人の命を守るために幸動した、「愛のある常識破り」が明暗を分けたのです。
柔らかくて柔軟な心で、愛をもって今までの「常識を破る」こと。
それは即ち、今までにないものを創り出すという「クリエイティブな発想」に繋がることを信じてみてください。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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