われわれの人生とは、われわれの思考が作り上げるものにほかならない。
『成幸の法則2022』3.13
Vol.2054
われわれの人生とは、われわれの思考が作り上げるものにほかならない。<マルクス・アウレリウス・アントニウス>
私たちが何かを達成しようとする時、動機づけが必要となります。
そのパターンは2つ。
ポジティブモチベーションとネガティブモチベーションです。
ネガティブな氣持ちが、現状とのギャップを埋める原動力になることがあります。
それは、「なりたい自分より、なりたくない自分を感じたとき=恐怖」を感じたときに、それを回避するアクションを積極的に取るようになります。
これを「回避アクション」と呼びます。
その反対に、「なりたい自分を感じたとき=幸せな未来」を感じたときに、それを獲得するアクションを積極的に取るようになることを、「獲得アクション」と呼びます。
どちらのアクションが自分に向いているのか、よく感じてみてください。
「このままじゃヤバい」と思った時に幸動のスイッチが入るのか、それとも、「理想の未来を手に入れたい」
と思ったときに、幸動のスイッチが入るのかは、人それぞれの人生で獲得してきたパターンによるものです。
例えば、このコロナ禍で先々の経済的な不安が恐怖にまで高まり、何かしなければとビジネス情報を集め始める。
このパターンの人は、明らかに「回避アクション型」なのですが、尺度が現状の生活との比較なので、大きな成幸は望めません。
しかも、フォーカスしていることが「貧困」ですから尚更です。
対して、「もっとたくさんの体験をしてみたい」とか、「本当はこんなふうに生きてみたいんだ」などと、今の生活を拡大、発展させる方向に目的を定めるタイプが「獲得アクション型」の人。
このタイプにスイッチが入れば当然無限の可能性の扉が開きます。
昭和の時代はハングリー精神などと表現し、現状打破のために、輝く未来のために顔晴るボクサーなどが、その象徴でした。
それは、「笑顔で顔晴る」か、「眉間に皺を寄せて頑張る」かの差でもあります。
さて、皆さんはどちらですか?
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お
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