コミットメントなしでは、単に約束と希望があるだけで、そこに計画はない。

『成幸の法則2022』4.11
Vol.2083
コミットメントなしでは、単に約束と希望があるだけで、そこに計画はない。
<ピーター・ドラッカー>
コミットメントという言葉も、日本人の中にだいぶ定着したようです。
直接和訳をするならば、「約束をする」「責任を持つ」という感じでしょうか。
もしくは「決める」という感じで使っている人も多いと思います。
では、「決める」とは、一体何を決めるのでしょうか?
私がコミットメントという言葉を知った40歳の時(今から20年前)に決めたことは、「ワクワクすることが起きるまでやり続ける」ということ。
ワクワクする状態を毎日イメージする習慣は、その時からのものです。
「大きく描いてこまめに幸動」の原点はその時作られたのです。
そして、その状況を作るために何をするか。
それが、「こまめに幸動」です。
「決められない」「決めたけど続かない」人は、ワクワクしていないのです。
もしくはワクワクする状況を描けていないのです。
だから「問題」や「障害」の方に意識がいってしまい、「意識」の中にノイズが溜まってしまうのです。
 
ノイズキャンセリング状態を作り出すには、やはりワクワクを大きく描くこと。
ありがちなのは「方法」にコミットメントしてしまうことです。
一見正しいのですが、左脳領域の「正しさ」を追求する状況だけでは、ほぼ続きません。
「雨降り族」のお話は聞いたことがありますか?
アフリカに、必ず雨を降らせる部族があるというので取材に行ったら、「雨が降るまで踊り続けていた」だけ、というお話。
 
でも、本人たちは「自分の祈りが神に伝わった」と思い込んでいるのです。
結果が出るまで、踊り続けたということなのです。
雨が降ると信じて。
私たちもまず信じることが大切なのは同じです。
コメットメントとは、望む結果が起こることを信じられているかどうかで、その質が大きく左右します。
 
雨降り族のお話のように信じ込んでいるからやり続けられると言うなら、信じ込むための環境作りがまず初めにありきということです。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

0コメント

  • 1000 / 1000