希望は自分とひたすら向き合う過程で生まれる。

『成幸の法則2022』5.24
Vol.2126
希望は自分とひたすら向き合う過程で生まれる。
<猪瀬直樹>
現代は、「正解」が無い社会と言っても決して過言ではありません。
私が育った昭和は、皆が「正解」を求めていました。
「正解」を知ることで全ての人が同じレールに乗る事を良しとした時代は、とうの昔に終焉しています。
今は、すべての日本人にとって、「情報収集力」だけではなく、「情報編集力」を磨く必要のある時代です。
得た情報をどのように料理(編集)し、自分を際立たせるかという時代なのです。
一方で、「情報処理力」は、今後ますます、ロボットや、ブロックチェーン技術、AIに任せる時代。
私たちは、「情報処理力」ではなく 「情報編集力」がものを言う時代に生きることになるのです。
その意味で、私たちの収入も、「希少性」で決まることになります。
そしてその希少性は「情報編集力」がものを言うのです。
 
私たちの現在地は、「情報編集力」を駆使して、個を限りなく「希少性」の高い存在に磨いていく時代ということが出来るでしょう。
こういう時代だからこそ、ますます「自己を内観すること」が必要になります。
内省的に自分を見つめ直すことで、幕が上がる舞台があることに氣づけるのです。 
「情報処理力」を「頭の回転の速さ」とするなら、「情報編集力」は、「頭の柔らかさ」です。 
頭の回転が速くて、かつ頭の柔らかい人を、「頭がいい人」と人は呼びます。 
 
とはいえ、これまでの何十年間を振り返ると、「情報処理力」側(左脳型)の教育や仕事が8割以上…
「情報編集力」なる言葉も意識したことが無い人が多いことでしょう。
今までのように、「情報処理力」だけを使っていると、パターン認識(左脳)ばかりがクセになって頭がどんどん固くなります。
 
「情報処理力」側の思考は、常識、前例、体験モードだからです。 
 
自分では「考えている」つもりでも、実は「処理している」だけになってしまうのです。
「情報編集力」は、歳を重ねれば重ねるほど「伸びしろ」が出てきます。 
 
「情報編集力」を磨き続けることができるのは、それが処理ではなく、編集だから。 要するに、「正解」が無いからなのです。 
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お

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